みなさん、さようなら、ごきげんよう、また、お会いする日まで。
今度は広島。
ご当地ダンサー見つけられないから、東京ダンサーと名古屋ダンサーが対応することに。
素敵な混合チーム。日本舞踊のお教室かと思うお行儀の良さ。
いろんな楽しいことがたくさんあったので、それは全て、『全国縦断サンバ隊 仕込み事務所奮闘記』の中で吐露することにした。
メイク思い切り上手い子と、普段メイクみたいな人もいる。
いろんなのがいて、面白いけれど、千人規模の舞台でやる時は、思い切り濃いメイクしてほしい。
素顔みたいな人もいるから、目は大きく、口紅は、真っ赤。
これを守らないとね。いい悪いは別として、写真を掲載しておく。
と思っていたら、5月31日に嬉しいお知らせが届いた。
この踊り、またやれることになった。
バンザーイ!!
この踊りどんどん好きになって行ったから、嬉しい。
「これでいい」と思ったところが、その人の限界なのだけれど、この踊りは、最初作った時からどんどん手直しをして行って、面白くなって来た。
踊りそのものが育っていて、毎回少しづつ、変貌して行った。
だから、ダンサーはもうビデオを見て知っている踊りをやればいいのではなくて、それにさらに付加価値がついたものをやるので、後の公演になればなるほど、難しくなっていく。
多分、名古屋ダンサーの負担は大変なものだっただろうと想像する。
踊りが変わって行ったということは、もっと良くしようと、踊りと時間を共に過ごしていて、心を砕いていたから踊りが成長して行った。
以前、フジテレビの『めちゃめちゃいけてる』という番組の踊りの場面のキャスティングを担当させていただいたころがあった。
キムタクさんと踊る周り20ー30名くらいのダンサーたちを決めていた。
踊りは毎回同じ。
変な踊りで、だれが作ったかは知らない。
タレントさんが真ん中で踊るから、踊りを変えるわけにはいかない。
ある時は、キムタクさん演じる道路工事の現場監督とその下で働く道路工事業者のお兄ちゃんたち、
またある時は、老人ホームの所長役とそこで暮らす老人たち、
はたまた、幼稚園の園長先生のキムタクさんと園児たちと保母さんたち、
毎回、極限の設定で、全く違ったタイプの年齢のダンサー(?)を集めて踊ってもらったから、難しいとできないので、振付そのものはさほど難しくはなかったけれど、それでも、ダンサーではない人に教えるわけだから、全く覚えられないような人もいて、問題続出。
それでも、朝集めて、しつこく何度も練習して覚えてもらって、夕方本番を迎えた。
あのレベルの振付だから、1日で完結した。
完璧なやっつけ仕事。
自分の振付で自分でキャスティングをする場合は、なるべく2回は振付練習の時間をいただき、『25時間テレビ』やNHKの歌番組や、西城秀樹さんのバックダンサーの場面を作った時は3回くらい公式練習の機会をいただいたけれど、それができたのは、場所が東京だったから。
今回の全国縦断ツアーのように、毎回違う場所で行うのは、東京ダンサーが行って踊るより、ご当地ダンサーがそれぞれの場所で活躍するのは素晴らしいことだと実感した。
最初は、東京から全員連れて行くと、交通費宿泊費の経費がかかるからという理由で、ご当地ダンサーというだったけれど、毎回やってみて、だんだん考えが変わって来た。
経費の問題もさることながら、すごく大切なのは、各地方にいる才能のあるダンサーたちに出演の機会を提供して、地方のダンス文化を向上させて行くということではないかということに、気付き始めた。
地方には、上手なダンサーがいくらでもいる。
西日本のダンサーの層の厚さを感じた。
東京の人を各都市に連れていかなくても、各都市でそれぞれに同等の質の作品が仕上がり、もし東京以上のものができたら、それは、その人たちの勝ち。
東京ダンサーが業界の仕事を全部独占する必要はなくて、地方ではご当地ダンサーがやればいい。
そうやることで、その地方にダンス文化が根付く。
東京が中心なのではなくて、各地方がそれぞれ中心になっていて、独自の発展を遂げる。
これ、すごく大切なことをしていると思った。
今回、サンバツアーをやってみて、大きな発見をした気がする。
今まで考えたことがなかったことだ。
これまでは外国人のキャスティングを主にやって来たから、たとえどんなに遠くだろうと、外国人を各地へ連れて撮影や本番をした。
外国人という存在そのものが商品で、地方では調達できないから、東京から連れて行くしかなかった。
だから、サンバ縦断ツアーでも最初の1回目の仙台公演は、外国人男性出演者を2名、東京から連れて行った。
非常に経費がかかる。
2回目から外国人男性役を取りやめたのはそういうことで、以降女性ダンサーだけで成り立っている。
日本人ダンサーが必要なら、その土地で調達すればいい。
地方に機会を提供することで、地方が育つ。
東京による独占はよくない。
今回の縦断ツアーで一番感じたのがそのこと。
後日談:
東京による独占でいいのだと思う。
そうしないと、絶対的な質は保障されない。
パフォーマーには、技と人と両方が要求される。
ダンサーの修行とは、ダンスの技術を磨くことのような気がするけれど、本当は、人間力を磨くこと。
礼儀と哲学、その次に技が来る。
10年稽古したら、技なんか、誰でもそこそこのところへ到達できるから、皆同じようなもの。
どこが違うかというと、「人間」の完成度が違うだけ。
東京組が良かったなんて、当たり前。
だって、ご当地ダンサーはみんな本番その日の朝初めて顔合わせをして、そこで習って、同じ日に、あたふたと本番するのに、東京ダンサーだけは、余裕の一週間前に全員集まって、振付(数カ所変えた)練習をして、もう知っている踊りの状態で本番当日集まったから、条件が良すぎる。
その日踊る踊りをすでに知っていて劇場に集まるのと、知らないで集まるのとでは、差があって当たりまえ。
だから、当日習ってその日に本番やったご当地ダンサーは、実力あると思った。
本来できそうもないことを、火事場の馬鹿力でとりあえず、やってしまった。
ただし、メンタルが弱いと、練習の成果が出せない。
上演記録:
2019年3月9日(土)
会場:宮城・電力ホール
2019年4月6日(土)
会場:札幌市教育文化会館 大ホール
2019年4月12日(金)
会場:福岡国際会議場 メインホール
2019年4月27日(土)
会場:大阪国際交流センター
2019年5月19日(日)
会場:東京よみうりホール
2019年5月24日(金)
会場:名古屋日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
2019年8月17日(土)
会場:広島市文化財団アステールプラザ
出演者条件:記録として残しておく。
お稽古場で継続的にお稽古したことある人。その都度違う現場でチョコと習ったというのではなくて。
サンバ衣装を着ても問題ない人。ビキニ、Tバックです。
ヒールで踊ったことのある人。
太ってない人。
綺麗な人。
言葉遣いが丁寧で、お行儀が良い人。
ご挨拶がきちんとできる人。
本番の日に、ハイヒールではなくて、スニーカーなど足をいたわる靴で劇場に来る人。
本番の日に、本番で使うステージ・ヒールだけではなくて、お稽古するためのジャズシューズやバレエシューズや楽屋の廊下用スリッパを持って来る人。
正しい基本を学んで、覚えが早い人。
下を向かずに、明るく笑顔で踊れる人。
猿腕の癖がない人。
横隔膜の閉じ方を知っている人。
下手で降されても反省する姿勢を見せ、謝る人。
不測の事態でも、臨機応変に即座に対応できる人。
写真を写した場所はいつも、狭い楽屋の廊下か、リハーサルをしたロビーや、楽屋内のため、距離がないため、同じような写真になってしまった。記録のためにとりあえず一応アップ。
今読むと、結構笑えるようなものもあるけれど、こういうことが守れてた人と、そうでない人がいて、いやあ、小説にいいネタを提供してもらった。記録として残しておく。
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注意:
サンバ出演時には、次のものをご用意して下さい。
1)ももに切り替えのないヌーディータイプのストッキング3枚。
普通のおばさんストッキングはダメですよ。
買いに出る時間がないので、必ず時前にご用意なさって当日ご持参下さい。
3足持っていらっしゃいと言ったのに、1足しか持って来ないで、でんせんして、2枚持って来た人からストッキングをもらっている人がいたけれど、その人は他の人にあげたから、自分は2枚履きができず、血管や青あざが丸見えで、かっこ悪かった。
2、3枚履かないと、紫色の血管が見えてる人は、隠せない。
2)履くストッキングとは別に、切ってもいい、でんせんしたストッキングをハサミとともに一足お持ち下さい。ビキニ縛りに使います。新品切るのはもったいないから、古いもので大丈夫。
3)衣装の下着は、ベージュのTバックに決まっています。決して、黒など履かないように。
シンプルタイプでフリルなどの装飾のないもの。
フリル付きのピンクのパンティ履いて来た人は、衣装の下から、フリルが見えて、参ったわ。隠しようがないでしょ。ストッキングなら人に借りられても、パンツ2枚持って来てる人はいなかったから、借りられなかった。ノーパンで衣装着てもらうわけにもいかず、とりあえず、そのパンティで突破。
うしろがTバックなら前は派手なフリルが付いていても構わないというわけではなく、衣装を前から見て、フリルがはみ出てたらみっともないと判断できることも踊りの上手さのうち。
ベージュと指定されたらベージュにすること。
ダンサーは、ベージュのTバック下着の1枚くらい持っていて当たり前。
言った指示にはしたがって下さい。理由があって言ってるのだから。
4)アクセサリーは、イヤリングをお忘れなく。大きめのものが良いでしょう。
ピアスの人なら、忘れても、お貸しできます。
5)マニキュアは派手な色にして下さい。
6)腕にラメを塗ると落ちて、後の掃除が大変なので、ラメなしにして下さい。
7)つけまつげ必需品。
8)サンバの色によっては、同じ色の首回りが付帯されていないものもあるかもしれないので、ご自分のネックレスを一応お持ち下さい。使うことがあるかもしれませんが、使わないかもしれません。
9)髪の毛を帽子の下で縛るので、黒ゴムと、ピンもお忘れなく。髪の量が多い人は、二重団子を作るので、黒ゴムは2本はお持ち下さい。
10)安全ピンや、ソーイングセットも必要。衣装をローウェストで着ると、衣装がガバガバになるので、大きな安全ピン(おむつ用のサイズ)を最低4個またはそれ以上お持ちになることをお勧めします。
縫ってもいいのですが、スパンコールに穴があきますから。
安全ピンやソーイングセットをお持ちになるように注意事項に書いているのに、持って来ないで、人のを借りたりもらったりしている人が毎回誰かいるのですけれど、ここに書いてあることは、ことごとく実効なさってください。
追記:
1)舞台の上に乗るステージヒールでお手洗いに入ってはいけません。
2)上演が終わったら、衣装を集めます。
3)1本でも落ちている羽根がある場合は、落ち羽根専用袋の中に入れて下さい。
東京で専門の縫製スタッフが直しますので、自分で直さないで下さい。
4)袋に中の羽根の色を書いてあるので、袋を入れ替えないで下さい。
5)脱ぎ捨てて帰らずに、必ず、楽屋をきれいに戻してから、リーダーの指示のもと、一緒に会場を出ること。
6)タレントさんに一緒に写真撮って下さいと言わないこと。
7)楽屋の廊下を歩くタレントさんの写真を撮らないこと。
8)家族、友人などを楽屋に呼ばないこと。
来たい人には、入場券を買って観客としてお入りいただくように。
9)出演したことを誰にも言わないこと。
10)出演したこと、このタレントさんの本番にサンバの場面があることなどをSNSで流さないこと。
ネタバレした場合、損害賠償を請求されます。気をつけて。
追加公演がある可能性がありますから、自分が出演している本番が終わっても、このライブ公演自体は、会社側としては継続案件である場合があります。全国6都市縦断公演終了後に決定した広島の追加公演のように。
11)会場を入ったら、「よろしくお願いいたします」、「はい」、「ありがとうございます」しか言わないくらい、余計な会話を慎んで下さい。会話の内容から、どのレベルのダンサーなのかすぐにバレます。
12)表方スタッフは地元のTV局や、会社の支社の職員で、公演を手伝って下さいます。
ホストクラブで即日働けるくらいカッコいいお兄さん達ですが(仙台の時はそうだった)、決して、話しかけたり、メアドを渡したり、一緒に写真を撮ったりせず、終了後は、そそくさと会場を出て帰ること。
13)参加ダンサーは全員、会場退出後、その日のうちに、「ダンサーとして、今回の仕事をやってみた感想」をラインで送って下さい。
14)オーデションをしないでプロフィールだけ見てキャスティングをしているので、各地によって、いろいろなダンサーがいらっしゃいます。
15)出演が決まっていても、技量によって出演していただけないこともあります。
16)決まっていた出演が、NGになったり、当日リハーサルが始まってから実力不足が発覚して他のダンサーに変更になることもありますが、その場合もお行儀よく対応して下さい。
17)実力があると認められた人は、その後の公演にも出演をお願いすることがあります。
初めてお目にかかり、リハーサルに入ると、これまで目につくことがありました。
症状を見ると:
パドブレが入ると振りが覚えられなくなる。
オン・ビートとアフター・ビートの違いがちゃんと取れない。
間や呼吸が取れず、曲より走って音を取ってしまう。
ホールドの「ため」ができない。
ポワントが甘い。
ターンアウトの意識がない。
バットマンと、キック(パッセ、デヴェロッペ)の違いが甘い。
腕が下がる。
指先が甘い。
首がすくむ。
背筋が伸びてない。
横隔膜の閉じ方を学んでいない。
筋肉の使い方が瞬間的で、使い続ける方法を知らない。
足を出したら、首もつける。腕を使ったら首もつける。
首は、筋が見えるまで極限の角度で使う。
プリエなのか、うすら曲がっているのか曖昧。
曲を聞くと舞い上がってしまう。
本番慣れしていないから、動揺する。
笑顔が乏しい。
感情なく振付を淡々と踊る。
などの症状がこれまで4回の公演で見受けられました。
リハーサルは、踊りのレッスンではなくて、あくまで本番のためのリハーサルなので、個々のダンサーの細かい弱点などを直すことはできませんが、時間の許す限り、ご指摘することは可能です。
ただし、アドバイスを受け入れて、実際に踊るのはダンサーですから、的確な指摘をしても、ダンサー自身に治そうという意識がないと、実際には直らないこともあります。
ともかく、本番前の数時間ですが、完璧に近づけるために、あらゆる努力をしてまいりましょう。
本番の日までにやること:
送られたビデオをまず見て、やってみる。
どのポジションの役でもいい。
右側の役を覚えたから、左側の踊りは踊れませんみたいなシロウトじみたセリフを聞きたくないので、日頃の訓練で、臨機応変に対応できる能力をつける。
で、ビデオを見ても踊りがわからない人は、即、
「この仕事、自分にはできません」と連絡を入れること。
当日習えばいいと思わないように。
当日は、ポジション決め、フォーメイションなど、その日の本番のための準備をするので、踊りそのものの順番などを教える時間はない。
できないという連絡を受け次第、こちらサイドで、代わりの人材を探すので、降りる場合は、なるべく早く知らせること。代わりのダンサーは星の数ほどいる。
上手で美人で細くて、顔が小さく、笑顔が美しく、お行儀が良く、ご挨拶ができ、基本が正しく踊りの練習をしてきた、覚えの早いダンサーで踊りの仕事をしたいと思っている人は多い。
できないのに、役にしがみつかないで、よりふさわしい人に譲ることが、このプロジェクトに貢献すること。
舞台が大きく、遠目で見るので、顔の良し悪しより、身体や脚の太さが問題。
姿勢がよければ、顔は付いてればいい。
辞退する勇気:
ビデオを見たり、このHPを見て、自分には覚えられないなとか、他の人よりはるかに足が太いだろうと思ったら、その時点で、連絡のうえ、辞退すること。
特に東京公演出演ダンサーの上記該当者は、リハーサル以前にご一報下さい。
そうすれば、リハーサルまでに誰か別の人を捜せます。
仙台では、実はそれで失敗した。当時の振りは、九州大阪ほど大変ではなかったけれど、それでもタップをしていない人には、取りづらい音があり、当日の会場ロビーで手を焼いた。
タップをしたことがない人、覚えが遅い人は、速やかに申し出て下さい。
できない人であることが本番当日リハーサル時で発覚すると、これまでの地方公演の二の舞になってしまいます。
大阪公演は最終的にはものすごくいいレベルだったのですが、当日人をおろして別の人を捜して限られた時間内で教えてみんなで合わせるという、そこへ行くまでのあたふたとみんなのストレスは大変なものだったから、その二の舞になりたくないのです。
辞退する勇気、自分よりもっとふさわしい人に仕事を譲る勇気は大切です。
会社はご自分で最初探そうとなさったようですが、集まった人があまりに太かったので、オフィス・マリカにお仕事が回ってきました。何しろプロポーションが良い人が欲しいのです。
あなたの身体、大丈夫ですね。大舞台では顔より身体です。
一人でも頑張る:
これって、当たり前のことなのですが、誰ちゃんと一緒に出たいとか、誰ちゃんと一緒じゃないと出たくないとか言っている人がいますけれど、幼稚園のお遊戯会のレベルの発言しないでほしい。
個人がしっかり個として確立している人格のプロのダンサーを求めています。
誰さんと一緒でないと出ないという人は、あらかじめ申し出て下さい。
そういう人は、最初からキャスティングしません。
誰と一緒でも構わない、自分は個人のダンサーとしてこの仕事をするという厳しい(というか当たり前の)ポリシーを持っている人だけと一緒に仕事をします。
踊りが下手で太いダンサーをキャンセルしたら、その人が出ないなら私も一緒に出ないというダンサーがいたけれど、細くて美人で踊りが上手くて、真ん中のポジションもらっていて3つの公演でも真ん中でやってもらうつもりで踊りを作り、移動交通費も会社から承諾を取ったのに、できない太い子の金魚の糞をやって自分の出演取り消してしまうって、一体なんなのだろう。ルックスや技術があっても、所詮そこ止まりの人だったのか。
踊りはつくづく、「技」より、「人」が大切なのだと実感しました。
仕事ではなくて楽しくお友達と踊りたいだけなら、地方自治体のお祭りをいくらでも紹介します。
好きなお友達と一緒に楽しくギャラなしで踊れます。
今回のサンバ・プロジェクトは、仕事です。
仕事はお仕事を下さった人のためにやるもので、自分の好き嫌いではありません。
あなたは、individualで independentですね。
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大阪公演 九州公演 北海道公演 仙台公演 名古屋公演 広島公演 東京公演
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過去の公演:
仙台公演:あらかじめ東京で振付リハーサルをやったので、現地へ着いてから楽なはずだった。ところが、踊る実寸を向こうに着いてからいただいたので、ほとんどまた作り変えないといけない羽目に。東京ダンサーだったので、急激な当日の変更にもめげず、なんとかミスなく最後まで踊り切った。
状況に対応する能力に長けたメンバーがほとんどだったが、覚えが遅い人もいた。
どのようなトレーニングを受けて来たかの違いが明らか。
札幌公演:あらかじめビデオを送っておいたのに、見ていなくて、全然振付が入っていない状態で来た人がいたから、覚えてない人が覚えるまで、リハーサルが中途半端なものになった。結局振付を覚えていない段階で舞台に上がったから、途中ずっと間違い続けていた。ダンサーの層が厚くないないから、他の人に取り替えることもできない。これは困った。だから、東京からもう一人ダンサーを連れて行かないといけなかった。音が来たら何が何でも指示された振付を踊り始めないといけないのに、音が来てもそれを聞き逃して、次の音から元の振りで入ろうとしたから、踊りがめちゃくちゃになった。江戸時代なら切腹モノのひどい出来。全国レベルの上手いプロダンサーもいた。これはチームワークだから、一人上手くても、だめ。みんなが上手くないと、チームワークは、成り立たない。だけど、すごく反省しているお詫びのメッセージが届いたから、もう、私は怒ってない。本人反省しているから、反対に慰めてあげたい気持ちになった。
九州公演:ダンサーのレベルが高く、覚えられないレベルの人がいなかったから、振付のレベルが前回より高くなった。正しい姿勢が取れない基本的なことができない人もいたけれど、ともかくみんな時間内で覚えた。なのに、本番は、小さいミスがいくつもあった。細くて上手で色白の若い子を真ん中にしようなど、無理なフォーメイションをしたところを反省している。別都市からわざわざ二人も飛行機で呼ばなくても、そのレベルは九州で調達できるのですって。ああ、知っていれば。飛行機代が無駄だった。制作に迷惑をかけてしまった。辛い。注意しても反省がなく、それどころか自覚症状がなく、次の公演も出る気でいた人を別の人に替えた。
大阪公演:ダンサーのレベルがよかった、一人を抜かして。覚えていないのにリハーサルに参加していたその人に踊りを教えても覚えず、同じところを何度も間違え、しかもリズム感が悪い。1時間で見切りをつけ、至急別のダンサーを捜す。休日で寝ていたプロダンサーで最高の美女長身を急いで呼んで、ゼロから教える。ビデオも見ていないのに、他の人の動きを見て、瞬間に覚えて、何事もなく本番をこなした。この助っ人ダンサーのお陰でチームワークが一気にアップして、これまでの4回公演のうち、最高のできになった。降ろされた子は、泣いて帰ったりしないで、最後まで手伝ってくれて本番を見てくれて偉かった。反省文送ってくれた。いい子だ。
東京公演:さすが東京、いいダンサーが揃った。この顔ぶれだから、より高度な振り付けができた。
たった一人が1カウント間違っても、崩れてしまうような、研ぎ澄まされた、究極のカウントで、構成した振付だけれど、みんな、見事にそれをこなしている。
言えば、直る。指示したようにやる。瞬間で。
レベルの高いプロと仕事をするのは、楽しい。
東京公演は、これまで4回の地方公演で起きた問題は何も起きなかった。
会社も、ご担当者様達が、素直に喜んで褒めて下さった。いいダンサーに踊ってもらって私は幸せ者だ。
これまでに知り合った全国の素晴らしいダンサー達みんなで集まって、本番をやりたいものだ。
あと1回。名古屋でもこのレベルの踊りをしないといけない。
名古屋公演:もし、出演者がこのHPを読んでいてくれていたら、すべてうまく行ったはずだった。
東京版より、若干振付をグレードアップした。だから、理論的には、この公演が最後を飾る最高のものになるはずだった。
イヤリングを持って来ない、ストッキングは切り替え線のないヌーディタイプではないももに切り替え線があるのを持って来たり、ストッキングは3枚持って来るように言っていたのに、1枚しか持って来なくて人のを借りるとかは、小さいことなので、目をつぶる。
ただし、踊りには、目をつぶれない。
自分にはこの振付は踊れないから辞退する人がいたら、振付を覚えられないまま舞台に上がってしまうこともなかっただろう。出来ないと早い時点で言ってくれていたら、それができる別の人を捜したから、本番がちゃんと出来たはず。
バレエが上手くても、こういう振付はまた別物なので、指示されたことが瞬間に出来なかったら、業界のお仕事は無理。
ただし、名古屋には将来すごく有望なダンサーがいたからそのまま育って欲しい。礼儀正しい。
広島公演:勝手知ってる東京ダンサー3名と、30年前から知っているまさよさんのお弟子さん3名だから、すごくいい雰囲気で、上手く行った。何しろ、80年代半ばにまさよさんの師匠のゆかさんが東京にお稽古にいらした時からの長いお付き合いだから、やはり、踊りは、時間の経過の中で信頼関係を作り上げて行った人とやると、何も問題は起きないものだとしみじみと実感した。
ギリギリで予約したため、飛行機の始発が取れなかったら、名古屋組と一緒にお稽古する時間が少なくて危ぶまれたけれど、本番前のロビーでのリハーサルで、細かいところをビシッと作り上げたから、よかった。結局、この手の本番は、朝の集合から舞台稽古までのこの時間に事細かに作る稽古が一番大切で、その作業をきちんとやり込まないと、アバウトなものになってしまう。
振付的には、名古屋で作った、その振付が一番進化したものだったけれど、踊り的には、まあ、東京公演がベストかな。
それは当たり前。その日に急に会って習うのではなくて、あらかじめ会って振付しているのだから。
まさよさんのお弟子さんとお知り合いになれて、嬉しかった。
きちんとお行儀を指導していることがわかって嬉しい。ゆか先生のことを思い出して、にんまりしてしまった。
総括:
出会いとドキドキが楽しかったけれど、本当にいいものを作りたければ、やはり、完璧に稽古で仕上げたものを交通費をかけて、地方へ持って行くこと。
ただし、経費を減らすために交通費や宿泊費を支払えない公演の場合は、現地採用ということになるけれど、知らない人をブッキングするのは、難しい。そのダンサーの人と技を知らないから。
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『全国縦断サンバ隊 仕込み事務所奮闘記』というのを、アマゾンkindleから電子書籍出版しようかな。
アマゾンkindleでは他の本を何冊か出しているから。
私とお世話ダンサー2名以外、全員仮名にするからご安心を。
表紙に、上記の写真を使用します。
写真集ではないので、表紙に3枚載せるだけ。
ページ数が多くなりすぎなければ、後ろにあと1、2枚入れてもいいけれど、サイズが大きすぎると、ダウンロードしにくくなるから、今、考え中。
参加者名簿を巻末に付けようかな。上演資料にもなるし。
ま、電子書籍なので、誰も読まないでしょうけれど。ダンサーでKindle読んでる人、一人も知らない。
読んだら感想送って下さい。
マリカの本、読んだ人いますか?
ダンサーなら、『ジャズダンス、誰が踊りをつないだか』(ルイジブック)を読んで欲しい。
『東京都知事になった猫』は出演者全員にお配りした。
二度目に出た人には『ニューヨークタップストーリー』。
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と思ったのが、4月の頃か。
それで、公演が終わるたびにちょっとづつ書き足して、そうしたら、先月7公演全て終了して、あと少しで、書き上げる。
なんだこれ、踊りと旅の独り言じゃないか。
と思うような内容。
終演後、出演者からラインで送られたものをコピペ。
順不同:
お疲れ様です。家には無事つきました。今日のような貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。不安も多かったですが、本番は楽しく踊ることができました。この経験を今後に繋げていけるようにしたいと思います。
マリカ先生、皆さま本当にありがとうございました。
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お疲れ様です。
本当に素敵な経験をさせて頂いてありがとうございます。
ものすごく楽しかったです。
マリカ先生、まさよ先生、皆様、本当にありがとうございました。
お疲れ様です。
本日はありがとうございました。
不安もありましたが、とても楽しく踊ることができ、とても貴重な経験をさせていただきました。
マリカ先生、皆さん、
本当にありがとうございました。
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お疲れ様です!
マリカ先生をはじめ皆様
本日は本当にありがとうございました😊✨
名古屋メンバーの皆様も、すこしの時間でしたが
ご一緒させて頂けたことを嬉しく思います😌💓
ありがとうございました🙇♀❤
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一瞬の出来事でしたが、可愛くて、素敵な方達と踊れてとても幸せでした(わーい)
お声かけてくださったマリカ先生、ご協力くださったまさよ先生、皆さま本当にありがとうございました(sparkle)(sparkle)
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先程、無事に着きましたー🙆
12時間爆睡してたのでアッという間に着きました😁
皆様、本当にありがとうございました❤️
また一緒に踊りたいです🎵
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昨日はありがとうございました!ブラジル人です(笑)
ゆっくり休めましたか(?)
いよんさんもお疲れの中、私たちのケアもしていただきましてあり
久しぶりの現場振り付けで、正直キツかったですが、皆での団結力
先生もとても厳しいかたですが可愛らしい一面があり、人間味を感
一期一会のメンバーと現場を経験させていただけたことに本当に感
残りの公演も頑張ってくださいね。成功を祈っています(キラキラ
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お疲れ様です。
昨日は、お世話になり、大変貴重な体験をさせて頂き、ありがとう
先生の細かい所までのご指導、凄く為になり、勉強させて頂きまし
今から 先生に頂いた本を読みます。
いよんさん、そしてメンバーの方々にも 親切にして頂き、
凄く 心に残る一日になりました。
本当に ありがとうございました。
また 御縁がありましたら 大変嬉しいです。
残りのツアー 頑張って下さい。
ありがとうございました。
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おはようございます。
改めまして、昨日はありがとうございました。
大阪にご到着後すぐに、リハーサルやフィッティング等、大変お世
現場での臨機応変な対応力、また、それを実現できる為の基礎力の
限られた時間で、求められているパフォーマンスをする為に、冷静
先生といよんさんの細部に渡るお気遣い、また、滅多に経験できな
最後になりましたが、共演者の方々、ご親切にして頂き、ありがと
とても踊りやすい環境で、本番自然と笑顔になれました。
またどこかで御縁が繋がることを楽しみにしております。
名古屋、東京公演までお身体をお大事になさってくださいませ。
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お疲れ様です!
昨日はありがとうございました。
不慣れなこともたくさんあり、先生をはじめいよんさんや他の出演
皆様の臨機応変な対応や親切なお心遣いに自分自身舞台に立つ人間
また、こうして皆様と何かご縁があれば良いなぁと思います。
本当にありがとうございました
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(北海道ビデオ見た別の会の出演者の感想)
踊りの構成は前回より良くなっている
踊りに技が入っている
ちゃんと踊ったら、良く見える
間違える人が多すぎる
後ろにいた人が下手
観客は誰も踊りを見てないから間違いに気づいてない可能性
仙台公演の時と比べてレベルが一定でない
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特に前半の方が、何やっているのかが分からなくて、、
みんな個人で好き勝手踊ってるように見えますね..
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之は素晴らしい、皆さん揃っているし、足もよく上がっていますね。
お疲れ様です。
途中フォーメーションや振りがわちゃわちゃしてしまっているところがありますが、
最後のラインダンスからはまた揃っていたので、ラストは良かったと思います
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イイですね。仕事が旅になるのが素晴らしい。
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サンバは元気になれますね、サンバのフェスティバルですか?
お疲れさまです。
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若干ズレている方がいるように見えましたが、サンバの衣装は華やかですね(^^)
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ちょこちょこ間違えていらっしゃいますね💦
よりによって真ん中の方だったから余計に目立ってしまいましたね。
東京組よかったですね
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お疲れ様でした。無事大仕事を終えられて良かったですね。
舞台度胸もサービス精神も、元々備わっているのが、大阪人。
名古屋は芸どころであるけれど、土地柄人間性が、やや暗めでサービス精神に欠けます。
マリカさん全国行脚で色々発見されましたね。
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名古屋お疲れ様でした。毎回みせて頂き勉強になります。短時間の中、全員で合わせるのは大変なことですよね。
ワクワクするオープニングが素敵です。
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お疲れ様でした
何度も見させて頂いてるのに 私 覚えられない 難しい踊りです(^_^)
きめ細かい振り付けですね
見応えある踊りだと思います
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名古屋お疲れ様でした。
一部残念な所ありですがまとまったステージで素敵です。
東京でファイナルでなかったのですね
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華やかでキラキラと輝く明るい写真をありがとうございます。
母より「マリカ先生ご立派です。マリカ先生色が白くて美人さん」
ダンサーの皆様のはりはりした若さと美もいいですね。
その中央にダンスの女神のようにいらっしゃるマリカ先生と
出会わせていただいているわたしも幸せです。
感謝します。
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東京と名古屋のビデオを見て、
東京のほうがきまっているなと感じました。
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可愛いです。
一日で本番はたいへんですね。
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ダンサーにとっても必要なことなので、いつも見られるようにしておく。
1.
笑顔がない
2.
お礼を言わない
3.
おいしいと言わない
4.
精気がない
5. 自信がない
6. グチをこぼす
7. 希望や信念がない
8. いつも周囲が悪いと思っている
9. 自分がブス、醜男であることを知らないブス、醜男
10. 声が小さくイジケている
11. なんでもないことにキズつく
12. 他人にシットするブス、醜男
13. 目が輝いていない
14. いつも口がへの字の形をしている
15. 責任転嫁がうまい
16. 他人をうらやむ
17. 悲観的に物事を考える
18. 問題意識を持っていない
19. 他人につくさない
20. 他人を信じない
21. 人生においても仕事においても意欲がない
22. 謙虚さがなく、傲慢である
23. 人のアドバイスや忠告を受け入れない
24. 自分が正しいと信じ込んでいる
25. 存在自体が周囲を暗くする
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当てはまる人いますか?
出演者記録:
音楽隊なくなった。仙台だけ8名。その後6名女性のみ。
東京ダンサー1名(カッコ内)、ご当地ダンサー5名。
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仙台組:みどり、じゅん、ちほ、なつこ、あいり、イヨン。音楽隊:ボビー190、ヨナ178
北海道組:りん161、純子155、あやか155、みずか152、エミ152 、(イヨン)
九州組:たえ162、麻美子165、めぐ159, みゆか158, 麻美子165、あみ157、(あいり)
大阪組:ブラジル161、ゆり158、そのえ161、あおい156、まい170、(イヨン)
東京組:あやこ、ひろみ、アンドレア、ゆか、アイリ、イヨン
名古屋組:れいな162、ゆき168、あやほ162、ハンマー投げ、(アイリ)
広島組:イヨン、みどり、あみ、りかこ、ゆめ、さとみ
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